「※ただしイケメンに限る」は本当か!?〜恋愛×顔面の関係について〜

モテコンサルタント

モテコンサル勝倉

 

 

 

非モテの恋愛を応援するモテコンサルタント。2019年7月に銀行を退職し、銀行員時代に培った分析力と問題解決能力・観察眼などを駆使した、ロジカルで柔軟なオーダーメイド恋愛コンサルを強みに、モテコンサルとして独立。

これまでに受けた相談案件は200件以上。

 

現在はコンサルの他にも独自のマッチングサービス運営に加え、複数のメディアに恋愛コラムを寄稿する他、イベントでの講演・テレビ出演など幅広く活動する。

過去出演番組:『本能Z』(CBCテレビ

Twitter:@Cryptobanker_Z

 

ネットに巣喰う皆さんならば、誰もが

※ただしイケメンに限る

この有名なフレーズを聞いたことがあるのではないだろうか。

man holding pink roses

これは、インターネット掲示板である2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)発祥の定型文だ。

意味としては「結局カネがあろうが尽くそうが、顔が良くなくちゃ意味ねーんだよバーカ!!」というブーちゃんの悲痛な叫びを端的に示したものである(私的解釈です)。

しかし、本当にそうなのだろうか?
例えば恋愛においても、顔が全てなのだろうか??
ブーちゃんは座して死ねとでもいうのか!?

今回はそんな疑問を胸に「男女ともに顔面の良さは、恋愛においてどう影響するのか?」、その謎を解くためアマゾンの奥地へ向かおうと思う…。

注意
本記事は容姿が良くない男女をdisる意図は一切ございません。単に、容姿の良さが恋愛に及ぼす影響の分析を意図しております。

不快になりそうな方は、読むのをご遠慮下さい。

女性の恋愛の場合

まず「女性が恋愛をするにあたり、外見の善し悪しはどれくらい影響があるのか?」ということを分析していきたい。

結論から言おう、大いに影響がある。

woman with her hand on cheek

皆さんも「女は容姿が大事・美人はモテる」そんな肌感覚があると思うが、おそらくそれは正しいだろう。

ここで一つ、男女が結婚相手を選ぶ際、重視する条件に関するデータ(*1)を見てみよう。

(*1)…国立社会保障・人口問題研究所が作成した「出生動向基本調査」からの抜粋。

  • 上のデータが「男性が女性に求める要素」
  • 下のデータが「女性が男性に求める要素」

を示している。
比較するとわかりやすいが、男性は女性に比べて「容姿」を重視していることがグラフから一目瞭然だ。

カネも学歴も職業のブランドもいらねえ、大事なのは顔面だ!!!

というメンズの叫びが聞こえてくるかのようではないか。

man and woman lying on bed

ここからは私見と仮説であるが、この理由は男性の体の仕組みに関わっているように思う。
要は、勃ちやすい相手を無意識に選んでいるということ。

勃たないのは困る。なんせセックスが出来ないからだ。
「自分のせいでセックスが出来ない」というのはまさしく男の沽券に関わり、生殖に問題を及ぼし、場合によっては自尊心も揺るがす話である。

それだから「自分が勃起しなければセックスの成否に関わる」というプレッシャーを常に背負っている男性にとって、簡単に勃起させてくれる容姿が好みの女性の方が、そりゃありがたいということなのではないか。
(好きになってしまえば容姿は関係ないというご意見もありそうだが、勃ちやすさで言ったら容姿が好みじゃない女性より、好みの女性の方が容易なのは明らかだと思う。)

two persons under pink and white comforter

また現代では、未だに「恋愛をリードするのは男性」という傾向にある。

女性を獲得するためには、デートで食事を奢ったりなどの振る舞いが求められることも多いだろう。
男性は恋愛をするのに手間や金など実に様々なコストを、リターンがあるかわからない状態で、先行投資をさせられる状況に置かれやすい。

そうなると、よっぽど切羽詰まるか、自分好みの女性と巡り合わない限り、恋愛をするモチベーションが低くなるというのは自明の理だろう。

だって、手間と金をかけても手に入るかわからないんですよ??よっぽど欲しくなければ、そんなギャンブルしなくないですか??

person holding black ace and king spades playing cards on poker table

「好みじゃないなぁ」と思っている女性に対して、メンズの動きがどうにも鈍くなるのは、こうした理由からである。
恋するオンナたるもの、先行投資をするに値しないと判断されたら不利なのだ。

引き換え、それが対・美人だと全く話が逆だ。
時間・手間・金など、バンバン気前よくリソースを突っ込んできたりする。

何が何でも手にしようとするからメンズの動きも素早くて鮮やか、アポも爆速でセットするしメールも途切れず、どんな手段を使っても会おうとしてきたりして、その手のひら返しっぷりには目を見張るものがある。

では、女性としてどちらの立場に立つべきか?

美人の立ち位置に立った方が、圧倒的にラク。

man and woman facing each other while holding flowers

だって顔さえ良ければ、自分はなにもせずとも、向こうから様々なものを差し出してくれるのだから。

特にマッチングアプリなんかの、相手の中身が分からず「アリ・ナシ」の判断基準における顔面のウエイトが高い出会いなら、なおさら美人が得する傾向は顕著である。

筆者は最近恋愛のマッチングサービスを始めたが、写真がキレーに撮れて見栄えがいい感じの女性は、男性からの引き合いが明確に強いのはしみじみ実感しているところだ。

美人以外の女性がモテるためには?

ただし、顔立ちが必ずしもバチクソ美人である必要はない。

男性は視覚情報に弱いが、細部に至る観察力は持ち合わせていないので「なんとなーく可愛いっぽい♡」くらいでおおよそOKである。

とりあえず痩せて、髪と肌をピカピカにして、化粧を適度に行い、ネイルをうっすらピンクにして、女性っぽいスカートでも履いて所作を美しくし、なんとなく美女らしくしとこう。

それだけで女性にとって恋愛は、大分やりやすくなるのではないだろうか。

男性の恋愛の場合

さて、恋愛における男性の外見の重要度はどうだろうか?

こちらも結論から言おう。
大事だが、女性に求められるほど重要ではない。ブーでもワンチャンあり。

先ほどの表を見るとわかるが、男性→女性に比べて、女性→男性の方が重視している項目がバラけているのが確認できる。

つまり、男性は異性の容姿に主にハアハアするが、女性は容姿以外にも食いつきポイントがあるということである。

どういうところに惹かれうるか?というと、収入だ。職業・学歴も重視されているので要は、”高収入”につながる要素が評価されているということであろう。

この理由としては、縄文時代から連綿として、男性の「資源獲得能力」が女性にとって重要だということだと考えられる。

女性は体の仕組み上、妊娠出産で自力での資源獲得が難しい時期があり、これは妊娠したら避けられないものだ。
だから、自分の代わりにメシを獲ってきてくれるパートナーの存在が必要になる。

それすなわち「縄文時代はマンモスを狩れる男、現代であればカネを稼げる男」だ。

ツラだけじゃ、アタシとコドモの腹は膨れねえんだよ!!ということであろう。

silver fork and knife on plate

とすれば、顔面がそれほどでなくとも「年収ブースト」によって女性獲得のチャンスがぐっと広がるのが、男性の有利なところかもしれない。

例えば、勝倉の元職場は、順当に出世すれば年収1,000万円はもらえる、世の中的にはそこそこ高給が稼げる銀行であったが、適齢期の男性はだいたいが結婚していた(ひきかえ、女性は独身者も多かったのはなんとも示唆深い話である)。

こう言ったら悪いが、フーセンデブのゴリラメンズ(汗っかき)ですら、美人の奥さんとくっついていたりして、年収の力は顔面格差を埋めるのか・・・と唸るカップリングもそこそこいたと記憶している。

このように、ブーちゃんでも年収ブーストによってモテることは可能だと考える。
ただし、勘違いして欲しくないのは「カネがあれば見た目はどうでもいいってこと?」という点だ。

否、見た目も基本的には大事なのだ

男性の「清潔感ある見た目」はモテの最低ライン

まず、清潔感のない男性はどれだけ金を持っていてもアウト

これは私見だが、女性は男性を見たときに、その指が、肉体が、自分の上を這いずる想像を無意識にしているのではないか。
そう考えると爪が伸びて汚かったり、清潔感がなく汚らしい男性が嫌われるのも合点が行く。

だってそんな汚いものが自分の肉体に侵入してきたら、病気にでもなってしまいそうではないか。

woman holding hand of man

もっと言えば、清潔感をクリアしているのなんて最低限。
服がクソださかったり、髪型がザンバラだったり、体がポニョ/ヒンソーだったりするのも頂けない。

男性が異性の容姿に興奮するように、女性だって見た目で興奮するのだ。

イケメンだったり、カッコいいスタイルだったり、センスが良かったりする方が、異性として魅力的だと当然認識されやすい。

男性に年収ブーストがあるというのは「たとえ外見レベルがイマイチでも、年収が高ければその分加点されるかも?」というだけの話であり、外見をサボりまくっていいという話ではないのでご留意頂きたい。

外見がマイナス100で、年収ブーストが80あったとして、差し引きマイナス20で恋愛の俎上にも載らないなんて全く笑えない話である。

社会人の恋愛において「人柄」は重要視されにくい

ここまで読んで、

なんで顔と年収の話だけなんだ!人柄だって重視されてるだろ!!

という突っ込みが入るかもしれない。

そう、確かに人柄や趣味の一致なども重要だ。
しかしそれってどのタイミングで魅力として認識されるのか?という疑問が出る。

ずっと友達の関係から恋に…などというステップを踏んでいるなら、人柄が大いに関係してくるだろう。

group of people sitting on boat dock

しかし、社会人にもなれば、そんな出会いはだんだん減ってくるものではないだろうか。友達を増やすことすら、社会人はよほど頑張らない限り難しい。

また社内恋愛も、セクハラや晒されリスクもあることからやりにくくなっている。

その結果、マッチングアプリ・合コン・街コンなどの「ペーパースペックと顔面で勝負〜〜〜はいドン!!!」のような、人柄以前に顔とスペックの2大要素でハネられる出会いが社会人の出会いの大半を占めだすのではないか。

そうなると、男女ともに「オレ/私の中身をちゃんと評価してもらって…」なんて悠長なことを言っている余裕はない。

couple drinking coffee inside coffee shop

その前に、外見と収入(男性は)のレベルが肝要だ。なぜなら、中身を見るまでもなく、そこで選別されるからだ。

世知辛い、でも仕方ない。

これを読んで「そんなのヒドイ!!」と思っている方がいたら聞きたい。

クソ汚らしいブーだし低年収だけど、めっちゃあなたと趣味があって人柄も最高だよ!!

と紹介された異性と会いますか?セックスしたいと思いますか?

…そういうことである。
あなたも選別するし、相手からも選別されているのだ。まずは俎上に載るべく、努力しなければいけないのだ。

恋愛においても「※ただしイケメンに限る」の!?

ここで表題に戻ろうか。
「※ただしイケメンに限る」とは、恋愛においても該当するのだろうか?顔面が強ければ、何もかも許されて、愛されるのであろうか?

ここからは特にデータもない、筆者の私見だが「イケメン(容姿がいい)でも許されないことはある」というのが結論だ。

身近な例で恐縮だが、銀行にハーフ顔イケメンがいた。しかし彼は、中身がイケメンではなかった

猫背でか細い声、いつも自信なさげで、図体はでかいが鬱々としたオーラを放っていて暗いイメージ。
コミュニケーションが絶望的に下手で、ナチュラルに無神経な発言をするし、話もつまんない。

そんなだから、当然女性含めた周囲からの評判も芳しくなく、それなりの歳なのに長らく彼女もいなかったようだ。

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先ほども述べたように、女性は男性の資源獲得能力も相応に評価している。

だから、それを欠いている(周りとコミュニケーションが取れないなど)と判断すれば当然「イケメンだけど、彼はね…」という戦力外通告をするのも頷ける話である。

また、清潔感がないイケメンなどが存在したら、それも生理的に受け付けないだろう。
男性からしても、たとえ可愛くても髪はベタベタで異臭がして汚らしい女性を積極的に抱こうとは思わないのではないか。

このように、イケメンは確かに有利だが、イケメンだからと言って全てが許されて愛されるとは言えないだろう。
思うに恋愛において「※ただしイケメンに限る」とは、イケメンでない者の免罪符に使われているように感じる。

person using MacBook Pro

「※ただしイケメンに限る」のだから『イケメンでない自分には縁がない、努力しても意味がない』と思うための言い訳である。

しかしこと恋愛においては、イケメンだから全てが許される訳でも、イケメンじゃないから即刻切り捨てられる訳でもない。

そこは一周回って、平等である。

イケメンだって中身を頑張らないとモテないし、ブーちゃんだって見た目以外の要素を伸ばせればチャンスは十分巡ってくるのだ。
イケメンだろーがブーちゃんだろうが「※ただイケ」を”頑張らない言い訳”にしてはいけないのだ。

まとめ

男女共に、恋愛をするにあたって容姿はとても重要。

特に、マッチングアプリなどの出会いでは、定性的な魅力(人柄のよさや相性のよさ)が伝わりにくく、定量的な魅力(外見レベルやスペック)の方が圧倒的に伝わりやすいし、訴求力がある

外見がよければオールオッケーとはいかないことは先に述べた通りだが、どれだけ人柄に自信があっても、パッケージが悪ければ中身まで見てもらえないのである。

brown gift box with pink ribbon

別に、誰もが超絶美男美女になる必要などない。

だが、少しでも自分の恋愛をスムーズに進めるために、自分がトクをするために、今までよりもちょっとだけ容姿に気を配ってみると、また違った世界が見えるかもしれない。

 

出典:*1…2015年 社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)現代日本の結婚と出産
─ 第15回出生動向基本調査 (独身者調査ならびに夫婦調査)報告書 ─国立社会保障・人口問題研究所