
はいぱーきらどきくりえいたー
泉侑里
株式会社「キャリアステーションリリィ」の代表取締役。
ゆりっぺの愛称で親しまれ、起業家の傍ら、ゲーマーアイドル・Youtuberなどといったインフルエンサーとしても活躍。
またルックスを活かしたモデル業やミスユニバース神奈川候補生に選ばれた実績もあり、ライター・イラストレーターもこなすなどマルチに活動する。
過去出演作品:『with』(講談社)『VANITYMIX マガジン』(VANITYMIX編集部)『men’s knuckle』(大洋図書)美女時計(BIJIN&Co.株式会社(ビジンアンドカンパニー))
Twitter:@imirixoxo
はじめまして!ゆりっぺこと泉侑里です!
この度、恋愛系メディア「fullkiss(フルキス)」にて、コラムを執筆させて頂くことになりました。
そこで今回の初コラムでは、最近Twitterでバズった「生活環境だけで変わる女性の容姿」についてお話ししたいと思います。
目次
褒められ続けると顔は変わる!テレビの検証が話題に
皆さんは、バラエティ番組『サンバリュ 50日間で女性の顔は変わるのか!?』(日本テレビ系)が、この間Twitterでかなり話題になっていたのをご存知でしょうか?
同番組は、街中でランダムに声をかけた4人の女性に、彼女らが50日間生活をガラッと変えたら顔が変わるのか、を密着取材をした検証番組。
その検証結果が「凄い!」と、大きな反響を呼びました。
もともと4人の女性は、主婦・アルバイト・OL・女子大生と、それぞれフツーの生活を送っていたそうです。
しかし50日間のみ、
- 女性誌編集部で働く
- 湘南の葉山で生活する
- イタリア人にひたすら褒められる
- ダイアモンドを身に着ける
などと環境を変えて生活。
そしたら50日後、整形やダイエットは一切していないにも関わらず、見てわかるほど彼女たちの顔は明るくなり、顔つきが大きく変わる結果に。
中でも別人へと大変身を遂げたのは、「イタリア人にひたすら褒められ続けた」女性でした。
「ブス」と言う方も言われる方も実際に”ブスになる”
もともとその女性は、「男性はルックス重視なので自分の顔は見せたくない」と人前で絶対にマスクを外さなかったそうです。
しかし異性に褒められ続けた効果はてきめんで、同番組MCのマツコ・デラックスさんも、
これは恐ろしい…何やかんやいって男の力って大きいのよね
と唸るほどに。
このように、生活環境や周りの人から言われる言葉は、私たちの”顔つき”に大きく影響しています。
あなたはもしかして、パートナーや好きな人・会社などの身近な女性に対して、平気な顔して
と容姿・体型に関するマイナスなことを悪びれもせず、当たり前のように言ってませんか?
ここで私が声を大にして言いたいのは、
安易にブス・デブって言うな!
という事。
番組内では、男性に毎日褒められると、女性は自己肯定感が上がりどんどん明るい表情になっていくことが判明されました。
私がこれを見て感じたのは、日本人男性は日常生活の中で女性の容姿や体型をジャッジする方があまりにも多すぎる…!
なぜだ……ホワイジャパニーズピーポー!!
現代社会に生息する妖怪「ジャッジ男」に要注意
あなたの周りに、人の事をブスって言いたがるこんな「小学生男児みたいな男性」はいませんか?
- 街中ですれ違う時や電車内などで「ブスないわー」と言う
- 会社や学校内で、容姿ランキングを付ける
- ルックスや体型のことをジャッジしてくる
- 「お前ブスだよなー」をコミュニケーションだと思っている
- 「ブスだけど認めてやってるのは俺だけだよ」「スタイルいいけどブスだよなぁ」などの発言をする
これらは、結構な高確率で生息している最低最悪のジャッジ男です。
「ブス!」と言われて人の顔に何が起こるかというと、ものすごく顔が歪んでしまいます。
言葉は呪いなので「ブス!デブ!」というネガティブな言葉が積み重なると、どこか表情も暗く言葉の通りブスになってしまうのです。
そして「お前ブスだよなぁ」と言っている側も、意地の悪い嫌な顔をしているに違いありませんし、そもそも、そんなこと言う男性は当然モテません。
なので言われる側も言う側も、どんどん悪いループにはまっていきますよね。
このループ、まさに地獄…!
女性を「ブス」呼ばわりする男性の心情って?
では、どうして人は人を「ブス」と言うのでしょうか?
悲しいことにブス!と言うことを愉快なコミュニケーションだと思っている人も多くいます。
彼らにとってそれは冗談にすぎないし、思っているから言うだけなんです。
そういった男性はなぜか自信満々で他人の容姿をジャッジしますが、その行為はすごく残酷で幼稚ですよね。
かつて「ブス」だった私。
ここで、私自身についても少し書いてみよう思います。
私は、自分のことをクソメンヘラのメンタルブスだと自覚しているのですが、私自身もかつて「ブス」の呪いに縛られていた一人でした。
幼少期は「可愛いね」と言われて育ち、性格は比較的明るめ。
しかし、思春期に突入すると異性から言われた「ブス!」の言葉だけで、
ファッションや綺麗になることは、自分には許されてないものなんだ…
と思い込み、鏡を見て泣いたり整形を考えるように。
そんな悲しい思春期の頃や、恋愛面でも満たされていなかった時期の写真を見返すと、自分で見てもやはり暗い顔をしています。
表に立った仕事をしている人=自己肯定感が高い?
よくこのようなことをTwitterに書くと、
もちろん、自分のことをそう思えるようになるのは理想的ですし、自己肯定感が高い女性は最高だと思っています。
しかし、容姿が優れた・一般的に世間が思う”美”に近い女性がみんな自己肯定感が高いのかと言えば、そうではありません。
実はミスユニバースや多くのモデルレッスンでも最初に教わり、レッスンの最中も何度も言われるのは、
みんな綺麗、みんな綺麗なのだから自信を持もって
という言葉なんです。
「日本女性は特に自己肯定感が低い」と言われていますが、世の中が思っているほどミスコン出場者やフォロワーが多いインスタグラマー達も、自己肯定感が高くなく、自分自身を最高!と素直に思えていないのかもしれません。
モテや恋愛においてルックスは関係ない!
そんな醜形恐怖症な私が、最近気が付いてしまったのは…
恋愛やモテに体型・容姿って全然関係なくね?
ということ。
これはプライベートでいろいろあった際、夜な夜な病みながら考えた末に生まれた結論なのですが……(私怨)
恋愛部分に関しては、Instagramで息をしている美人たちよりも、実はどこにでもいるような普通の子の方が、モテるし遊んでるし自己肯定感も高いのです。
モテる人は自己肯定感が高い
なぜどこにでもいる普通の子がモテるかというと、彼女たちは自己肯定感も高くアピール力があります。
そして驚くほど彼女たちは人生で「ブス!」と言われた経験が少なく、「ブス!」という側にいるという事。(……あれ?しんどくね?)
個人的な私怨感あふれていますが、ここで伝えたいのは自己肯定感の高さは恋愛やモテにおいてとても大事です。
私のモテる友人たちを見ていると共通するのは、とても自己肯定感が高いこと。
美人と不美人の「生涯賃金格差」は3600万円という話もあるが、ここで書いたどこにでもいる普通の子は、美人ではないしブスでもありません。
そもそもブスなど存在しません。
容姿を磨くには「褒められる」ことが一番の近道!
この記事を書くにあたって色々検索したり、周りの人の意見を聞いてみたところ、ネット上では「彼氏 可愛くないと言われる」という検索が多く、パートナーから容姿についてからかわれるのが嫌だというケースが多く見られました。
冒頭でも伝えた通り、ブスと言われると顔が歪むし呪いを受けるので、言われた本人は言葉の通りブスになっていきます。
ブスと言うからそのまんまブスになるし、言う側も当然ブスになっていく。
うん、しんどい。
素直に褒めることが出来る人はモテる
そういう中でも、下心なしに素直な気持ちで褒めることが出来る人や、パートナーの悪口を言わない人は周りからの好感も高いですし、彼らのパートナーは良い顔つきをしていることが多いです。
実際に某キラキラOL系雑誌のカップル企画では、ずっとパートナーから
と褒められている子は、常に満たされていて自己肯定感もあり、ドンドンよい道へ進んでいっていました。
美しいは、なれる
造形美的に美しい云々についてはこの記事では語りませんが、後天的に「美しい」はなれるということは十分に検証されていると思います。
自分に自信がついて自己肯定感が高くなると、人相は変わる
なんて当たり前のことのようですが、テレビ番組で検証し、大きく話題になったことによって改めて実感させられたような気がします。
やはり、自己肯定感を低くするしてくるような発言をしてくるような人とは距離を置くのがベストです。
SNSならブロックしてもいいし、日常で受けているなら関わらないことも選択肢の一つ。
私は最近容赦なくブロックすることを覚えたので、精神衛生上元気です。
そして男性は自分のパートナーを褒めてほしいし、どんどん可愛い素敵だと伝えてほしいです。
安易にブス!とジャッジをするという行為の愚かさに、気が付いて下さいね。
P.S.それでもポジティブになれない貴方に最近私が元気になりたいときに観るネットフリックスオリジナル「クィア・アイ」をおすすめします。
P.S.のP.S. そもそも最近追伸という言葉を聞かないのでP.S.自体が死語説。